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「海の見える丘の家」ひび割れ改修工事、終わりました!

そろそろ半袖シャツ1枚で過ごせそうな時期になりましたね。これからはじまる夏に向けて気分は上がっているでしょうか?RENOBEESのトクザトです。

世間では「えっほ」というTikTokが流行しているようですが、みなさまはご存じでしょうか?僕は正直、何が面白いのかまったくわかりません(-_-) とはいえ、流行っているならそれを知ることで娘たちとの会話を弾ませることができます。面フクロウがかわいいのかはどうでもよく、その流行りについていこうと知見を広めるべくアンテナを張っております(^0_0^)

先月、次女と一緒に高校の入学に合わせて教科書を学校に取りに行く機会がありました。その時に久しぶりにお昼ごはんを二人で食べることとなり、「何が食べたい?」と聞くと意外にも「定食」という答えが返ってきました。最近はチェーン店が多く定食屋さんが少なくなった気もしますが、自宅近くではあまり見かけません。そこで、たまたま見かけた食堂に入ることにしましたが、そこには僕がたまに食べたくなる「黄色いカレー」がメニューにありました。それを見た僕はもちろんカレーをお願いし、次女は中味そばを注文しました。沖縄の親子ランチメニューらしくいいなと思いつつ、運ばれてきたカレーを見た次女の一言が「美味しそう」ではなく「デカッ!!」でした。それがコチラ。

とても美味しくいただいたカレー。少しだけ次女の中味そばもいただきましたが、これも美味しいそばでしたよ。
次女と二人で行動することは滅多にないんですが、そういう機会はとにかく嬉しい。僕は休日も含めほとんど家にいることがないので、一緒にいることはとても貴重な時間です。いろいろ話もしたいのですが、一緒にいられることに幸せを感じたひと時でした。そして今回行ったごはん屋さん。うるま市赤野にある「みそ汁屋」さんでしたが、みなさんももし興味があれば行ってみてくださいね。カレー、おすすめですよ(^_^)

さて、以前のブログに書いた「海の見える丘の家」のひび割れ改修工事ですが、先日作業を行いました。施工方法は「エポキシ樹脂注入工法」に加え、「補強布被覆処理」を加えた特殊工事です。まず、ひび割れした箇所に注射器をセットし、表面のひび割れ部分を速乾性のエポキシ樹脂系のパテで処理します。この表面の処理がきちんとできないと注射器で注入した樹脂液体が漏れてしまいます。なので、丁寧に蓋をする作業が大事になります。

その作業が終われば2液性のエポキシ樹脂剤をひび割れしたコンクリートの内部に入れていきます。セットした注射器にゴムの圧力によりゆっくりと奥まで浸透させていきます。

液体がなくなれば、また準備して注入するという作業を繰り返して、強固な状態にしていきます。樹脂を注入することでひび割れした箇所からの空気の侵入を防ぐことができるので、空気中の水分(湿度)と鉄筋が触れることがなくなります。そうすることで、さらなる躯体の弱体化を防ぐことができます。
樹脂の注入が終わると今度はコンクリートそのものを保護するため、補強布で被覆していきます。このとき、補強布をコンクリートの出隅部分(角)にぴったりと密着させることが大事で、空間やスキマがあると仕上げの際に目立ってしまうだけでなく、補強布の役割を十分に発揮することができません。とても丁寧に張り付けていく作業となります。

その補強布の貼り付け完了がコチラ。綺麗に被覆さてれいます。画像をアップしてみても、その密着状態が分かります。

それからポリマーセメントにて表面を補修したのち、塗装を施したら工事完了です。お引渡しをした2年前と見た目は全く変わらない状態となりました。

RENOBEESは“Your Dream Our Charenge”を合言葉に、“あなたらしい暮らし”をデザインだけでなく、“住みごこちから想い”までを大切にいたします。

今回のひび割れ改修工事は標準的な施工方法として知られているものではありません。一般的には鉄筋の引張り力の補強の観点からアラミド繊維シートが用いられます。しかし、このアラミド繊維シートはかなり高額な材料となるので、あまり住宅では採用されるケースは少ないと思います。ですが、今回のように別の補強材を用いた施工方法も僕は検討したほうがいいと思いますし、リノベ事業者ならその提案までするべきだと思います。物価が高騰するなか、標準化された提案ではお客様の予算内に収まらない時代です。それなら、型にはまったていあんより「こんな方法もあるんじゃないか」と自発的に発想することが求められます。僕はそんな会社でありたいし、企業理念のひとつに「既成概念にとらわれない自由な発想で、新たな価値を想像する」ということも掲げています。これからもリノベに対するデザイン力を求めながらも、沖縄で生活される方々にとって信頼のおける会社、安心してリノベを任せていただける会社づくりをしていきたいと思います。

今回の「海の見える丘の家」は本部町崎本部にあります。今後は民泊として活用されるようなので、みなさまもRENOBEES案件に宿泊することができますよ(*^_^*) その際には是非、感想もお聞かせくださいね!

本日も最後までお読みくださりありがとうございました。

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