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内部解体工事前に行うアスベスト撤去工事って知っていますか?
今日は数年に一度の寒波到来。全国的に寒く、特に青森県では4m近く雪が積もる恐れがあるようで…。沖縄で寒がっているトクザトです。
朝、毎日のルーティーンでジムに行くのですが、布団が気持ちよくてなかなかベッドから出れない…(-_-;) 最近、ジムはさぼりがちですが、みなさまは朝からしっかり起きていますか?
前日に早く就寝できるとジムに行けるのですが、僕の長女の大学受験が来月に控えているので予備校のお迎えがあり最近は帰宅も遅くなっています。その分、残業時間に業務を前に進めることができるのですが、やらないといけないことが多くてつい、お迎えも遅れ気味になってしまっています。そのせいか、ジムには行けず運動不足の傾向が強くなってる…。前回のカデカルのブログにも健康管理について書かれてましたが、もう少し業務が落ち着けば運動も再開して軽やかなボディに仕上げたい。そう思いながら、今日も残業モードでブログを書いています(^_^;) 寒い日が続きそうですが、みなさまも体調に気を付けてもらいたいです。また、全国的にも大きな災害がないことを祈りたいと思います。
最近の僕の業務は、来月から始まる工事の準備や来月中旬にお引渡し予定の現場管理に追われていますが、その業務のひとつに『石綿調査』があります。
『石綿調査』とは、建築物の解体・改修工事前に、建材にアスベストが含まれていないかを確認する「事前調査」のことですが、調査結果を労働基準監督署や地方公共団体に報告しなければならない義務があります。その調査をしないと解体工事や改修工事をすることができません。それは、解体工事の作業員や近隣住民の健康被害を防ぐ目的があり、とても重要な調査といえます。
対象建材の有無を確認し、その建材を専門機関に分析してもらい、その結果をもとに労働基準監督署や地方公共団体に報告する流れになります。写真は掲示物を作成してラミネートを行い準備中(^_^)

対象となるアスベストの種類は6種類あるのですが、主に含有している物質が『クリソタイル』、『アモサイト』、『クロシドライト』の3つ。含有率も0.1%でも入っていたら特定工事となるので、当初、予定していなかった工事を行わなければリノベーションできないことになります。顕微鏡で見た画像がコチラ。

最近はテレビCMでもアスベストの健康被害について放映されていますが、この物質が体に入ると肺がんや悪性中皮腫になるリスクがあります。今回は、そのアスベスト撤去工事についてどんなものかを説明したい思います。
RENOBEESの場合。僕が『建築物石綿含有建材調査者』という資格を持っているので、リノベーション工事の着工前に建材のサンプルを頂戴して分析センターにアスベストの分析を依頼します。その分析結果で工事全体の金額や工事工程も変わってきます。なので、結果が分かり次第、早めにお客様にお伝えしています。


この現場では『クリソタイル』が0.1~5%入っている建材があることがわかりました。なので、専門業者による『アスベスト撤去工事』を行わなければいけませんが、含有建材が天井で使われていた「ロックウール吸音板」で【非飛散性】であると分析されています。【非飛散性】なら割ったり破損しなければ体に触れることはなく、吸引されることもありません。また、県内で埋設処分となりますが、これが【飛散性】となると県外処分となり処分費用も変わってきます。
作業工程については、まず、建物外にアスベストが飛散しないように窓を中心にビニールシートで養生を行います。また、作業範囲外にも飛散しないように同じく養生をしていきます。





養生が終われば、撤去作業です。ロックウール吸音板に水を噴霧することで湿潤化してアスベストの飛散を防ぎます。作業員の体にも冨着しないように防護服での作業となります。



ロックウール吸音板の撤去が終われば、梱包です。袋詰めも1層ではなく、2層にして飛散防止を徹底します。集塵機を使い、細かい破片も綺麗に清掃していきます。




そして最後に、養生で使ったビニールシート。これも作業中にアスベストが付着しているので、同じく2層にて袋詰めしていきます。



これで、撤去完了。綺麗に片づけることで、後に続く作業員に迷惑を掛けずに終了します。このような流れで一般では滅多に見ない『アスベスト撤去工事』が行われています。言葉は聞くけど、どんな工事を行っているかを知ることで、家族みんながこれから住む家にもっと興味を持つことができると思います。また、綺麗に除去することで長く安心して暮らしていける場所になります。『古い建物に愛着を持って暮らす』ってとても素敵だなと思いませんか?
RENOBEESは “Your Dream Our Challenge” を合言葉に、“あなたらしい暮らし”をデザインだけでなく、“住みごこちや想い”まで大切にいたします。
“デザインだけじゃなく住みごこちや想い”は大切だけれども、安心、安全が前提にあってのもの。リノベーションの魅力って自分らしい暮らし方ができることなのは間違いないけれど、長く住み続けられる場所でなければ『空間を切り取った理想』だと思います。将来に向かって時間軸で考え、大きな財産を守りながら人生を送る。その建物と共にしてきたこれまでの時間と、これからもこの場所で過ごしていく時間を大切にしていく。RENOBEESはそんな素晴らしい暮らし方を支えられる会社であり続けていきたいと思います。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。



