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RENOBEES eco+ Model Room
RENOBEES”初”のモデルルームが完成しました!
このモデルルームのテーマは”省エネ”。
年間を通して温暖で湿度の高い沖縄。
「断熱すると余計に湿気が心配…。」
「沖縄に断熱って必要?」
そもそも「断熱」ってどのような工事をしたらいいのでしょうか?
沖縄で気候の違う東京と同じような断熱施工をしても問題がないのでしょうか?
RENOBEESが、築39年のマンションの一室を省エネ仕様にリノベーションしてみました!
外気温の影響を一番受けやすいのは「窓」。既存の窓の内側にもう一枚内窓を取り付け、間に空気層ができることで、夏は窓から日射熱が入るのを防ぎ、冬は室内から外に熱が逃げにくくなります。
冷暖房も効きやすくなるので、設定温度の下げすぎなども抑えられ、光熱費削減にもつながります。
簡単に断熱性を高められ費用対効果の高いインナーサッシは、結露軽減や遮音効果、ガラスによってはUVカットなどのメリットもあります。
窓が付いている壁や共用廊下側の壁など、外部に接している壁の室内側には断熱材を施工しました。
このときのポイントは、隙間なく施工し「気密性」を高めること。隙間からの熱の出入りがなくなり、断熱性能を上げることができます。
気密性が低いと隙間風が入り、冷暖房をかけても室内の温度はどんどん外気に近づき、冷暖房の効きも悪くなり、光熱費も上がってしまいます。
断熱材は、一般的なグラスウールの約2倍の断熱・給水性能を持つ断熱材を使用、長期間高い断熱性を維持します。
断熱性、気密性を高めた空間に高効率エアコンを設置。高効率エアコンとは、小さなエネルギーで大きな冷暖房能力を引き出すことができる省エネ性の高い空調設備です。
モデルルームでは、エアコンを各お部屋に設置するのではなく、この高効率エアコン1台で2LDKの室内全体を空調管理できるよう設計しました。壁掛けエアコンを全室に入れて稼働させるより、計算上オトクな結果に!
全館空調は24時間稼働させるため、電気代が気になるところ…。実は最も電気を多く使うのはエアコンの起動時。室温が設定温度に安定した後は、自動的に運転が制御されるので、消費電力はそれほど多くなりません。
室内温度が安定しても、きちんと換気をしなければ、ハウスダストなどの健康被害のリスクが高まります。24時間換気も義務付けられていますが、通常は外気をそのまま取り入れるため、夏ならせっかく効率よくエアコンで冷やした室内に熱い外気が入り、室内温度が上がることに。モデルルームでは「全熱交換型換気システム」を採用。
窓を開けなくても室内の汚れた空気を外に排出し、 新鮮な外気を室温に近づけて取り入れる「熱交換式換気システム」を 設置しています。だから、夏は涼しく、冬は暖かく新鮮な空気で室内を保ちます。
今回のモデルルームは、冷暖房にかかるエネルギー消費量を抑えるよう設計・ 施工した省エネリノベです。熱交換式換気システムが外気を室温に近づけながら新鮮な空気を取り入れ、高効率エアコンが全体に風を送り、温度が均一化したら電気消費量を抑えて稼働します。強風運転しないので、余計なエネルギーを使う必要がなく、常時運転でも省エネ。
国が推進する省エネ住宅の基準に近い省エネマンションリノベの光熱費は、シュミレーション上では年間約50%の削減に。
沖縄ならではの工夫も盛りだくさんです。試行錯誤を重ねて完成したモデルルーム、ぜひ現地にお越しいただいてご覧ください。
完全予約制のため、申込フォームからお申し込みください。
※場所は沖縄市内(詳細はお申し込み後にご案内)です。
※スタッフ常駐ではないため、ご予約いただいた時間に説明スタッフが都度参ります。